友人の離婚裁判

うちの奥さんの友達の美咲(みさき)さんは、旦那の浮気に悩んでいるそうです。旦那さんのお相手は、美咲さんより一回りくらい下だそうです。

美咲さんは結婚生活にあまり未練はないそうです。そんなにその若い女が好きならいっしょになったらいい。自分とは別れてほしい。そうしたら自分も新しい人生を踏み出せる。

そう思っているそうです。

ある日、美咲さんは旦那さんに対して本気でその話をしました。しかし、旦那さんは意外にも絶対に離婚に応じないと宣言しました。

美咲さんはその決断に驚き、がっかりしました。いったいなぜなのか?

その理由はどうも離婚が出世に響くのを心配しているせいらしいのです。

確かに普通よりお堅い職場ですが、今時そんなことが出世に関係あるのか?

まあ、あったとしても自分には関係ない。

出世のために飼い殺しにされるなんてまっぴらだ。

美咲さんの方も逆に離婚への意思を固めたみたいです。

片方がどうしても離婚したいと言い、もう片方がどうしても嫌だという場合、どうなるのか?

夫婦間で協議離婚が成立しない場合、家庭裁判所に行きます。

日本の場合、離婚に関しては調停前置主義と言って、いきなり裁判は起こせず、まず調停から始めます。

つまり家裁を介した話し合いです。

それでも折り合いがつかない時は、いよいよ裁判です。

詳しくは離婚の手続きを読んでみてください。

美咲さんはもう裁判まで行ってしまってるみたいです。

離婚理由は不貞行為なのですが、お願いしている弁護士に「証拠の質が悪く、弱い」と言われているそうです。

ホテル出の写真しかなく、顔を背けて写っているので、人物特定が難しいというのです。

こんなことになるなら、弁護士経営の探偵社に頼めばよかったと言ってました。

例えば響エージェントとかです。

美咲さんは無事に離婚できるのでしょうか?

私たち夫婦も心配しながら見守っています。